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「海は場所によって塩分濃度が違う」雑学

サクッと解説!
海水の蒸発、川などからの淡水の流入などによって各海域の性質が異なり、塩分濃度が変化する。

 ◇なぜ海の塩分濃度は場所によって違うの?

川から流れ出す淡水や、海水の蒸発などにより、海域によって水に変化が生じるため、場所によって海は塩分濃度が異なると考えられます。 また、北極や南極では氷が溶け出し、暑い海域では蒸発量が増えたりと、塩分濃度の変化する要因は様々な場所に存在します。

 ◇北大西洋北太平洋でも塩分濃度は違うの?

北大西洋では約3.5%、北太平洋では約3.4%と同じ北半球の存在する場合でも塩分濃度には差異が生じます。 また、太平洋のような大きな海では淡水の流入は陸沿いの海域でしか影響を受けないため塩分濃度の変化がないように考えられがちですが、海が大きい分だけ洪水量の影響を受けるため、太平洋でも塩分濃度の変化が生じると考えられています。

 ◇世界1塩分濃度が高い海は?

世界で最も塩分濃度が高い海は「塩湖」と呼ばれ、高温で乾燥した地域で大量の水が年間を通して蒸発したり、淡水の流入がなかったりなどが原因で誕生すると考えられています。 「塩湖」は塩分濃度が約30%で、どれも低い場所に存在するという特徴があります。 また、「塩湖」は 海抜約-400mであり、魚などの生物が塩分濃度が高すぎる故に生息不可能であることから「死海」とも呼ばれています。 塩分濃度が高いほど、海水自体の重みも増すと言う発見もされています。

 ◇塩分濃度が最も低い海は?

黒海の表層では塩分濃度が約1、7%であり、最も塩分濃度が低い海として「黒海が考えられています。 また、海洋の塩分濃度は陸地に近いところで低くなる特徴があることから, 一般に内海では最大で0.5%くらい塩分濃度が低くなります。